定期公演特別インタビュー vol.1

~カン バイ~



「アイドルをはじめて、

関わる人も変わったし、

日本語ももっと上手くなった」


  アイドルをはじめて一年が経ち、生活は変わったのだろうかと訊くと、「すごく変わった!」と笑顔で答えてくれた。
「アイドルやる前は、ダンスとか含めて全く運動してなかったです。一番疲れる運動が階段のぼることくらい笑 けれども、今は毎日ランニングをして、筋トレも頑張ってます。筋トレは最近サボっちゃってるけど笑」
――生活が変わったということは、大学で交流する人も変わりましたか?
「アイドルをはじめるまでは、正直留学生仲間としか喋っていませんでした。バイちゃん学部友達いないから笑」
――いなかったんですね笑
「はい笑 だけど、アイドルをはじめてからは日本人の友達も増えて、日本語もすごく上達しました。」


  実際に話してみると、バイちゃんの日本語は驚くほどに流暢である。
 “言葉は異国の地で生活をすれば自然と身につく”ともいわれるが、ここまで完璧にコミュニケーションをとれるというのは、彼女の努力のたまものであろう。
――アイドルとして、ファンの方々と交流することも多いと思います。
「そうですね。ファンのみんなとお喋りするのはすごく楽しい! 年齢も性格も本当にいろんな人がファンとしてバイちゃんに話しかけてきてくれて、すごくうれしいなって思います。」

―――具体的にはどんなことについてお話しするのでしょうか?
「ファンの方とは、私が好きなアイドルについてだったり、私の母国である中国のことについてだったり。この言葉は中国語でなんて言うの?とかも訊かれる笑。」
―――母国のことについて訊かれるのは抵抗はないですか?
「全くないです!自分の生まれ育った国について喋るのは楽しいし、訊いてくれるのも嬉しいです。アイドルのこともたくさん話したいし、おすすめのアイドルも教えてほしいし、どんどん話しかけてほしい!」

 



「ダンスは勿論だけど、

ファンにもっと盛り上がって

貰えるように」


  今回初めて行われる定期公演。ワンマンライブとはまた異なる形での開催であり、緊張や不安も多いのではと思っていたが、彼女はとてもワクワクしながら定期公演について話してくれた。
「私はとにかくダンスに注目してほしいです。定期公演に向けて新しいダンスの練習もしているし、私の好きなダンスで多くの人を魅了したいです。」
――ダンス以外に、今回力を入れていることはありますか?
「お客さんへの煽りです! いつものライブでもお客さんを煽っていて楽しくて、もっと上手に煽れるようになりたいなと思っているので。」
――
―お客さんによっては恥ずかしい人もいかもしれませんね笑
「確かに笑 でも、ファンのみんなにはもっと楽しんでほしくて、そのためにもお客さんをもっと煽って、盛り上げていきたいです。せっかくライブに来てくれたんだから、めいっぱい盛り上がってほしい!」


  イベントを観覧するとわかるのだが、彼女は必ずファンの顔を観ながら、声を出して煽る。煽ること自体が楽しいことも勿論なのだが、それ以上に「きてくれた ファンに、全力で楽しんでほしい!」という彼女の気概が見て取れる。彼女の屈託のない笑顔も、ファンへの強い想いに彩りを添えている。

―――
最近はMCをやることも多くなりましたよね。
「去年までは、あんまり前に出てMCで喋ることは少なかったです。ほかのメンバーが率先してまとめてくれていたっていうのも大きいかな。」
――
―今年からはそれが変わったように感じます。
「同期メンバーの卒業や、新メンバーの加入など、ちょこカカとして沢山かわることがありました。その中で、自分がみんなを引っ張っていかないと!という考えが出てきましたね。」
―――
新メンバーはまだ緊張していますか?
「ステージの上に立つとまだ緊張しているなって思います笑 けど、何度もステージに立てば自然と慣れていくし、バイちゃんをみて、自分も頑張ろう!と思ってくれると嬉しいな。」

 



「TIFやZepp、目指す目標は高く」

―――定期公演は通過点だと思います。その先にはどのような目標を考えていますか?
「とにかくTIF(Tokyo Idol Festival)にでたいです。これからさらにもっと大きくなって、正式にオファーを頂けるくらい大きくなりたい。そのためにも、次のワンマンは300,400人規模のところでやりたいです。運営さんよろしくお願いします笑」
―――笑 以前Zepp(Zepp Divercity Tokyo)についても熱く語っていたことを覚えています。
「ニコニコ動画の歌い手さんが大好きで、その方のライブを観て本当に感動したんです。その時からずっとZeppは憧れの場。」
―――去年のUNIDOLで一度パフォーマンスをされましたね。
「そうですね。去年のUNIDOLの敗者復活戦で立たせて頂いたのですが、そうじゃなくて、自分たちの力でZeppに立ちたいです。目標は高くありたいです。ライブ以外にもLARMEやPopteenみたいなファッション雑誌に出てみたいな。」
―――楽しみにしています。最後に、ファンの皆さんへ一言お願いします。
「いつも応援してくれて有難うございます! SNSやアプリを通じて応援もすごくうれしい! でも、もっとバイちゃんとおしゃべりしましょう!そのためにもライブにきてほしいな! 待ってます!」

 


 

 ライブの彼女は、全身をこれでもかと使った、キレのあるダンスが大きな魅力だ。インタビューの中でもみられた彼女のダンスへのこだわりは、基礎トレーニングなどの地道な努力の積み重ねであり、豊かな表情もアイドルとしての「プロ意識」故だと感じた。実際に対話してみると、その表情に違わないフレンドリーさ、明るさで相手を虜にする。
 自撮り写メや彼女のファッションなど、ビジュアルメンバーと捉えられることも多いが、それ以上に一人の「アイドル」として洗練されている。定期公演での彼女のパフォーマンスが一層楽しみとなった。

 

2016.07.09




[執筆者]

たら

twitter:

@taramuuuCVKF

 

 

 

[撮影者]

すぐる

twitter:

@suguruphoto